毎日楽園化計画

時々湧き上がる思考の整理

DXって言うけどたぶんエンジニア足りてない

コロナ第三波および緊急事態宣言ということで、ニュースではまたDXとか、役所のデジタル化の遅れとか、いろんな話が聞こえてきます。

 

しかしプログラマとして働いてるうちの旦那さんの様子見てると、ITエンジニア自体がぜんぜん足りてないんじゃないかと感じます。

 

うちの旦那さんはフリーランスで、ここ数年は在宅でバックエンドエンジニアやってます。

私は取引先とのテレカンの様子を横で見てたりするんですが、どこも人足りてなさそうな様子。(テレカンの内容が聞こえても、もちろんここで書けることは限られてますが。)

 

自分も元々はウェブデザイナーなので、IT企業といえばデスマーチのイメージですけど、それにしても私が勤めてた頃より圧倒的に人材が足りてなさそうな気がします。技術も複雑化してるし。私自身、フロントエンドの技術の移り変わりについていけなくなったので、なんとなくそのへんわかります。

 

直近の取引先はどちらも都心の会社ですが、優秀なエンジニアを確保するのに必死のようです。

あんまり詳しく書けないけど、もう正社員とかフリーランスとか選り好みしてる場合じゃないって感じ。

旦那さんも、「知り合いに誰かいい人いませんか?」とよく訊かれてます。

 

仕事はあるのにエンジニアがいない。
というより、実際は募集をかければ応募はあるようだけど、スキルにばらつきがあって、いざ雇ってみるまでどんな人材かわからないというパターンが多いみたい。

 

去年、旦那さんが携わっていた案件でも、休憩に行ったっきり帰ってこない(リモートなのでずっと退席中)とか、いろんな話を私も横で聞いてます。

(同居人が状況を把握できるというのも、リモートワークの副産物でしょうか?笑)

 

そんなわけで、このコロナ下でも、やっぱりオフィスに集まらないと仕事ができないとか、リモートで新人教育は難しいとか、そんな話が出る理由もわかる気がします。

 

その一方で、人が足りてないのなら、近県以外の人にも参加してもらえるよう、リモートのノウハウをためていくのも手じゃないかなぁとも思います。

 

よっぽど根本的なとこから、それも技術というより、もっと思想的なところから変わっていかないと、ずっと足りないままでDXも進まないままじゃないかなぁ。

 

あとお金ね。役所がデジタル化進まないのは、高度化してる技術への理解が足りなくて、予算も足りないせいじゃないかなと、あくまでも憶測ですけど、そう思います。

 

コロナの予備費、そっち方面にも使われるといいなと思います。

優秀な企業の協力を得てDXを進めるためには、また、優秀なエンジニアを増やすには、ちゃんとした予算とプランが不可欠ではないかと思います。