[DIY]SketchUpで描いた自作棚の設計図に寸法を表示させる
前回、SketchUpのコツを掲載しましたが、それだけでは図面として実用レベルに満たないので今回は寸法の表示方法をアップします。
その過程で、ショートカットの割り当て方法や単位の設定なども出てきます。
寸法ツールの場所
寸法ツールは[ツール]メニュー内にあります。選択ツール等に並んでアイコンメニューにあっても良さそうですが見つけられませんでした。このままだと使いづらいので、ショートカットを割り当ててすぐに取り出せる状態にしたほうが良さそうです。
寸法ツールにショートカットを割り当てる
- [ウィンドウ]メニュー内の[環境設定]をクリックし、ウィンドウを開きます。
- ウィンドウ内、左の一覧の中から[ショートカット]を選択します。
- 上記画像のショートカットの一覧の中から[ツール(T)/寸法(D)]を選択します。
- 右上のボックスにお好みのキーを入力します。(上の例では他のショートカットに使われていなかった “W” を割り当てました)
- [+]マークをクリックし、[割り当て済み]ボックスに “W” が移動するのを確認して
- 最後[OK]ボタンをクリックします。
[ツール]メニュー内の[寸法]の横に “W” の表示が確認できれば割り当て完了です。
読みやすい単位に変更する
- [ウィンドウ]メニューの[モデル情報]を選択します。
- 左欄の[単位]を選択します。
- 赤丸の2箇所を、お好みの単位と精度に設定します。
棚などの場合は0.1cm単位で表示すると見やすいので今回はそのように設定しました。この設定だと、0.1cmの単位で表示されます。
作るものに合わせてお好みの単位に設定してください。
寸法を表示させる
やっと本題の寸法表示です。
キーボード "W" で寸法ツールに切り替えた状態で、エンティティの角や辺に合わせると、紫のポイントが表示されます。
それをクリックし、もう一方にも表示される紫のポイントをクリックします。
そのまま上や手前にマウスを移動させると寸法が表示されます。
上記の方法で寸法を表示させたのが冒頭の画像です。下の画像のように、別の角度からも見れます。
ちなみに横の女性は何となく置いてるわけではなく、私とほぼ同じ身長にして目の高さや腰の位置を確認し、実際棚ができたときの使用感を憶測するために置いています。
以上、寸法表示の方法およびショートカット割り当ての方法、単位設定についてでした。