ヤスリ、ニス、ノコギリなしで棚を作る
廊下に奥行きの浅い棚が欲しかったのですが、見つからなかったので作ることにしました。
基本の道具と材料
道具は電動ドライバ、物差しなど測るもの、鉛筆、木工ボンドがあると作れます。
材料は、2段の棚 × 2個台分で、ネジ(約100本)、板(8枚)、金具(16個)です。
あと、2台の棚を繋ぐための金具も2枚使いました。
(繋いだほうが横揺れがマシになるかなぁと。気にならなければ不要です)
本など重いものを乗せるなら、厚さ18mmとかのほうが良さそうですが、今回のは軽いものしか乗せないので、こちらの幅200 × 厚み12 × 長さ910mmのパイン集成材を使いました。
簡単な作りなので補強のためにこういったL字の金具(隅金金折って言うらしい)を使いました。
使ったことはありませんが、もっと強度が欲しい場合はこういったシンプソン金具のガゼットアングル等も役立ちそうです。
2台を繋ぐ金具はこんなやつ(ミニステーと言うらしい)です。板の厚みに合うよう、幅12mm以下のものを使いました。
金具を取り付ける
位置を決め、板の4箇所に金具を取り付けます。
こんな感じ。棚1台あたり、これと同じものをもう一枚作ります。
これが天板(かつ1段目)と2段目になります。
今回は棚を2台作るので、2×2で4枚作りました。
側面(側板)と繋げる
金具を取り付けた板にボンドを塗ります。
そして金具を取り付けてない方の板の端っこにこんな風に置きます。
ネジでとめます。
もう一枚も同じ要領でとめるとこんな感じになります。
反対側の側板も取り付けます。
以上で一台目完成。もう一台同じものを作ります。
2台をつなぎ合わせる
前から見えない、壁に接する部分に金具を取り付け、2台をつなげました。
(写真ちょっとわかりにくいけど、下の段の側面も同じ金具でつなげてます)
ほんとは、よくウッドラックの部品にあるようなこんなクロスバーで補強する予定だったのですが、単独では販売されてないようだったのでとりあえず上の方法を取ることに。
できた!
奥行き20cmなのでそんなにじゃまになりません。
いざ設置してみると、壁との摩擦のおかげでそれほど横揺れも気にならなくなりました。
本棚など重いものを乗せる場合は、板の厚みや背板を付ける等、もうちょっと工夫が必要かもです。
気が向いたらやりたい2つのこと
実はヤスリやウレタンニスも買っていたのですが、ちゃんと表面が処理された板だったので今のところこのまま使っています。
で、いろいろ調べるとニスよりもワトコオイルとやらがよさそうなので、もし気が向いたら使ってみようかなぁと。
もうひとつやるつもりなのは、目隠しの布を付けること。
某アジア雑貨屋さんのインド綿の布が安いので、それをこんな木の丸棒に通して取り付けようかなぁと。
また作業することがあれば追記しようと思います。